エンジェルアライナーとは?
エンジェルアライナーは、アジア圏の歯列や骨格データを活用して開発されたマウスピース型矯正装置です。
また、トリムライン(装置の縁のカットライン)を症例や目的に応じて選択できる点も特徴のひとつです。
複数の形状から選択できるため、装着感や保持力、清掃性などを考慮した設計が行えます。
個々の症例に適したトリムラインを選択することで、治療計画に沿った設計を行うことができます。
エンジェルアライナーは、アジア圏の歯列や骨格データを活用して開発されたマウスピース型矯正装置です。
また、トリムライン(装置の縁のカットライン)を症例や目的に応じて選択できる点も特徴のひとつです。
複数の形状から選択できるため、装着感や保持力、清掃性などを考慮した設計が行えます。
個々の症例に適したトリムラインを選択することで、治療計画に沿った設計を行うことができます。
エンジェルアライナーは、アライナー(マウスピース)のマージンをやや長めに設計できるため、装着時のフィット感が得られやすいのが特徴です。歯ぐきに沿ってしっかりと密着させやすく、アライナーが浮き上がりにくいことで、日常生活のなかでも外れにくく、安定した状態で使用しやすくなります。マージンが長めに設定できることで、力が伝わる面積が増え、アライナーの保持力の向上が期待できます。もちろん、お口の状態によって適した長さは異なるため、実際には歯並びや歯ぐきの形態を確認したうえで、患者さんごとにバランスを考慮した設計を行います。

アライナーを歯肉のラインに沿って滑らかにトリミングした形状です。歯肉に沿うように設計されており、自然なフィット感を得やすい形状です。
多くのマウスピース矯正装置で採用される一般的な仕様で、見た目への配慮と使用時の安定性の両立を目的としています。
咬合力が適切に伝わるよう工夫されており、日常生活の中でも使用しやすい設計となっています。

アライナーを、最後方の歯の遠心部を除き、歯肉を2〜3mm覆うように滑らかにトリミングした形状です。
歯列全体を包み込む設計で、アライナーの保持力を高める工夫がされています。
歯の移動量が比較的大きいケースや、アタッチメントを多く使用する症例で用いられることがあり、歯の移動をより的確にサポートする目的で使用されます。

最後方の歯の遠心部を除き、犬歯(3番)から最後方の歯まで、歯肉を2〜3mm覆うように滑らかにトリミングした形状です。
臼歯部での保持を補強し、噛み合わせの安定性や歯の傾きの調整を目的としたデザインです。
前歯部分は標準トリムラインに近い形状となるため、見た目への影響を抑えつつ、必要な箇所で保持を確保する仕様となっています。
エンジェルボタンとは、エンジェルアライナーの治療で使用される補助的なパーツの一つで、必要に応じて歯に小さな樹脂素材を付与して使用します。
アライナーに力をかける方向を調整したり、特定の歯を効率よく動かしたりする目的で導入されます。
治療計画に応じて使用するかどうかが判断されるため、患者さん一人ひとりに合わせて調整ができる点が特徴です。
●ワイヤー矯正に抵抗がある
●仕事や子育てと両立できる治療を選びたい
●矯正中の見た目を気にしたくない
●他のマウスピース矯正では適応外と言われた

日本人を含むアジア人は、欧米人に比べて顎が小さい方が多く、そのため歯と歯がきれいに並ぶスペースが不足し、歯並びの乱れや不正咬合が起こりやすい傾向にあります。
エンジェルアライナーは、こうしたアジア人特有の骨格や歯列の特徴を考慮して設計されているため、より自然で無理のない歯の移動が可能です。
従来の装置では対応が難しかったケースでも、より適したプランニングが可能であり、大きなメリットでもあります。

一般的なマウスピース矯正は、軽度から中等度の歯列不正に用いられることが多いですが、複雑な症例になると「対応が難しい」と判断される場合があります。
エンジェルアライナーは、開発段階からアジア圏の膨大な症例データを活用しているため、歯並びの乱れが強いケースや、従来はワイヤー矯正が必要とされたケースにも適応できる可能性が広がっています。これにより、患者さんにとって治療の選択肢が増え、自分のライフスタイルや希望に沿った方法を選びやすくなります。

エンジェルアライナーは、特殊な素材と段階的な装着ステップを組み合わせることで、歯にしっかりフィットしながら効率的に移動させる仕組みになっています。
装着時の違和感が少なく、話しやすさや快適性も追求されているため、日常生活におけるストレスが最小限に抑えられます。さらに、効率的に歯を動かせる設計により、治療期間の短縮や計画通りの歯列改善が期待できるのも特長です。

透明で目立ちにくい見た目はもちろん、食事や歯みがきの際には簡単に取り外せるため、矯正中も普段通りの生活が可能です。
清潔に保ちやすく、むし歯や歯周病のリスクを抑えられるのも大きな魅力です。仕事や子育てなどで忙しい方でも、生活リズムに合わせて取り入れやすい矯正方法といえるでしょう。
荏田駅の歯医者・荏田ファミリー歯科・矯正歯科では、インビザライン・エンジェルアライナー・ワイヤー矯正といった幅広い矯正方法を取り扱っており、患者さん一人ひとりに適した治療をご提案しています。
治療を担当するのは、年間症例数が豊富な「プラチナエリートドクター」認定医であり、確かな経験と技術に基づいた精度の高い矯正治療を受けていただけます。
さらに、治療開始前には3Dシミュレーションを用いて歯の動きや仕上がりを視覚的に確認できるため、納得感を持ってスタートできるのも特長です。
加えて、一般歯科や審美治療とも連携し、見た目と機能の両面を考慮したトータルサポートを行っています。
マウスピース型装置による矯正が適応するか口腔内をチェック。具体的な方法や期間、メリット・デメリット、費用について詳しい説明を聞き、むし歯や歯周病がある場合はそちらの治療が先となります。当院ではオンラインでのカウンセリングにも対応しております。
シミュレーションシステムを使った装置装着後の歯の動きの予測イメージや、矯正期間などの説明を受けます。仕上がり具合に対する要望があれば、この時点で歯科医師に相談してください。
エックス線写真や顔写真、口腔内写真の撮影、CTなどによる検査を受けます。当院の歯型採取では、体への負担が少なく口腔内を立体的に把握できる3Dスキャナーを使用します。歯科医師は検査結果をもとに、計画を立案し、患者様一人ひとりに合った装置を作製します。
装置は2~3週間程度で完成します。歯科医師から着脱方法などを学んだあとは、患者様自身で1週間ごとに新しい装置に交換をします。1日の装着時間を守ること、食事の後は歯磨きとフロスをしてから装着すること、装着したまま食事をしないことが重要です。
歯並びが整った段階で、1年半〜2年程「後戻り」を防ぐための保定用マウスピースを装着します。歯並びが安定したら、保定用マウスピースの装着時間を少しずつ短くしていきます。保定期間中は3ヶ月に1回通院し、口腔内のチェックを受けます。
無料矯正相談
矯正治療のハードルを下げるため、通院回数を減らす取り組みを行っています。
仕事などで忙しい方には、オンラインでの無料相談を実施。
休診日や20時以降も対応可能です。
マウスピース矯正では、メッセージアプリを使った「デンタルモニタリング」を導入し、頻繁な通院が難しい方でも継続しやすいよう配慮しています。
診断・検査・治療は別途費用が必要です。