2. マウスピース矯正で出っ歯を治すメリットと注意点
3. 出っ歯のマウスピース矯正にかかる期間とは
4. 横浜市青葉区の歯医者 荏田ファミリー歯科・矯正歯科の矯正治療
前歯が前に出ている「出っ歯」は、見た目だけでなく噛み合わせや発音に影響を及ぼすことがあります。ワイヤーを使った矯正に加えて、最近では透明なマウスピースを用いた矯正も取り入れられています。
マウスピース矯正は、装置が目立ちにくく、取り外しも可能なため、日常生活への影響が少ない矯正方法のひとつです。ただし、出っ歯の状態によってはマウスピース矯正だけでは対応が難しい場合もあるため、治療の流れや注意点を理解しておくことが大切です。
今回は、マウスピース矯正で治療を検討できるケースや治療の進め方、気をつけるべきポイントについて、横浜市青葉区の歯医者 荏田ファミリー歯科・矯正歯科が解説します。
1. 出っ歯をマウスピース矯正で治せるケースと治療の流れ
出っ歯の治療にマウスピースが適しているかどうかは、歯並びや骨格の状態によって異なります。ここでは、マウスピース矯正が選ばれる代表的なケースと治療の進め方を整理します。
①軽度から中等度の出っ歯
前歯が少し前に出ている程度であれば、状態によってはマウスピース矯正で歯を後ろに移動させられる場合があります。すき間がある場合や軽い傾斜も、マウスピース矯正で対応できることがあります。
②歯の移動量が大きくない場合
大幅な歯列の改善を必要としないケースでは、段階的にマウスピースを交換しながら調整していきます。顎の骨に関する大きなずれがなければ、選択肢のひとつとなることがあります。
③治療の流れ
まず歯型や口腔内スキャンでデータを取り、歯医者が治療計画を立てます。その後、専用のマウスピースを数週間ごとに交換しながら歯を少しずつ動かします。
④通院の間隔
マウスピース矯正では、1〜2か月に一度程度の通院が目安とされています。歯の動きやマウスピースの適合を確認しながら治療を進めます。
⑤治療終了後の保定
歯が動いた後は元の位置に戻ろうとするため、リテーナー(保定装置)という装置を数年間使用します。
マウスピース矯正は出っ歯の改善に活用されることがありますが、骨格的な問題がある場合には他の治療が必要になることもあります。適応範囲を理解し、事前に歯医者へ相談することが重要です。
2. マウスピース矯正で出っ歯を治すメリットと注意点
出っ歯の矯正にマウスピースを用いることには、生活面での利便性がある一方、注意すべき点も存在します。メリットとリスクの両面を整理しておきましょう。
①装置が目立ちにくい
透明な素材を使用しているため、装置が目立ちにくい設計です。人前に出る機会が多い方にとっても、検討しやすい矯正方法のひとつです。
②食事や歯みがきがしやすい
取り外しが可能なため、食事の制限が比較的少なく、装置を外して歯みがきを行うことができます。さらに、装置を外して食事ができるため、食事内容を大きく制限しなくて済む場合もあります。
③装着時間の自己管理が必要
マウスピース矯正では、1日20時間程度の装着が求められます。自己管理が不十分だと、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びることがあります。
④適応範囲に限界がある
軽度から中等度の出っ歯には適応されることがありますが、顎の骨格に由来する大きなズレや重度の症状では対応が難しい場合があります。その際は、ワイヤー矯正や外科的処置が検討されることもあります。
マウスピース矯正は、出っ歯の治療における選択肢のひとつとなることがありますが、適応条件を満たしているかや、自己管理の継続ができるかどうかを考慮する必要があります。治療前には、歯医者と十分に相談して方針を確認しておくことが大切です。
3. 出っ歯のマウスピース矯正にかかる期間とは
マウスピース矯正で出っ歯を治療する場合、どのくらいの期間が必要かは気になる点です。治療期間は症例の難易度や歯の動きやすさによって異なりますが、おおまかな目安を整理してみましょう。
①軽度の出っ歯の場合
前歯がわずかに前に出ている程度であれば、半年〜1年半程度で歯並びが整うことが期待されるケースもあります。すき間を閉じたり前歯を後退させるような調整が中心です。
②中等度の出っ歯の場合
前歯の傾きが強い場合や奥歯との噛み合わせも整える必要があるケースでは、1年半〜2年半程度かかるケースもあります。治療の途中でマウスピースの調整を繰り返し行いながら進めます。
③重度の出っ歯や骨格の影響がある場合
顎の骨格に問題がある場合には、マウスピース矯正だけでは対応が難しいこともあります。状況によっては、ワイヤー矯正や外科的処置を併用し、治療期間が3年以上に及ぶケースもあります。
④治療終了後の保定期間
歯を動かしたあとは安定させるための保定期間が設けられることが一般的です。おおよそ2〜3年程度続き、リテーナーを就寝時を中心に装着します。
マウスピース矯正にかかる期間は、症例や生活習慣によって異なります。歯医者と相談しながら、無理のない計画を立てることが、治療を続ける上でのポイントです。
4. 横浜市青葉区の歯医者 荏田ファミリー歯科・矯正歯科の矯正治療
横浜市青葉区の歯医者 荏田ファミリー歯科・矯正歯科では、透明なマウスピース型矯正「インビザライン」や「エンジェルアライナー」など、患者さんのライフスタイルや歯並びに合わせた矯正治療を行っています。院長自身も子どもの頃に矯正を経験しており、その体験をもとに、痛みや見た目、通院の不安に寄り添った治療プランをご提案します。スタッフ全員が子育て経験者のため、お子さんの矯正や親御さんのサポートにも柔軟に対応しています。
【横浜市青葉区の歯医者 荏田ファミリー歯科・矯正歯科の矯正治療の特徴】
当院の矯正歯科治療のポイント①:3Dシミュレーションで「見える」治療計画
治療開始前に歯の動きを3Dで確認できるシミュレーションを導入。納得して矯正治療を進めていただけるよう、矯正後の歯並びを事前に共有いたします。
当院の矯正歯科治療のポイント②:院長の矯正経験を生かした丁寧なカウンセリング
院長自身が矯正歯科治療の経験者だからこそ、患者さんの気持ちを理解しながら、痛みや見た目の悩みに配慮した最適なプランを提案いたします。
当院の矯正歯科治療のポイント③:子育て経験のあるスタッフによるサポートで通いやすい矯正歯科治療
スタッフ全員が子育て経験を持ち、親御さんの気持ちを理解したうえで対応します。学校や習い事との両立など、生活スタイルに合わせた矯正スケジュールもご相談いただけます。また、荏田ファミリー歯科・矯正歯科は、東急田園都市線「江田駅」東口から徒歩7分。駐車場は8台分完備。青葉区・都筑区はもちろん、横浜市内や都内などにお住まいの方がお仕事や学校などで忙しい方でも通いやすいよう、土曜はもちろん、日曜午前も診療、オンラインでも矯正相談を受け付けております(夜間なども対応可能)。
当院の矯正歯科治療のポイント④:むし歯治療・予防・ホワイトニングまでトータル対応
矯正中のむし歯治療や、そもそもむし歯にならないための予防ケア、ホワイトニングまで一貫して行えるのが当院の特徴です。矯正と同時にお口全体の健康と美しさをサポートします。
矯正治療は長い期間をかけて行うため、信頼できる歯医者選びが大切です。横浜市青葉区で矯正歯科治療をご検討中の方は、ぜひ荏田ファミリー歯科・矯正歯科の無料相談をご利用ください。
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まとめ
出っ歯は見た目だけでなく、噛み合わせや口元のバランスにも影響を及ぼすことがあります。マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外しも可能なため、日常生活への影響が少ない矯正方法のひとつとされています。
ただし、すべての症例に対応できるわけではなく、骨格に関わる重度の出っ歯では他の治療法が検討されることもあります。また、治療後には数年にわたって保定期間が設けられることがあります。
出っ歯の治療を検討する際には、治療期間や注意点を理解したうえで計画を立てることが大切です。
マウスピース矯正による出っ歯の治療をお考えの方は、横浜市青葉区の歯医者 荏田ファミリー歯科・矯正歯科へご相談ください。
鹿児島大学卒業
新潟大学大学院にて歯学博士(歯科矯正学)取得